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Framer×Figma×Studio徹底比較|デザイナーが案件別に選ぶ3ツールの正解【2026年5月最新】

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2026/05/28

22026年5月28日更新

📌 この記事のポイント

  • Figmaはデザイン制作、Framer・StudioはWeb公開、役割が違う

  • 日本のクライアント案件はStudio、グローバル&動き重視はFramer優位

  • 料金はStudio Mini ¥590/月〜、Framer Basic $10/月〜、Figma Pro ¥2,400/月〜

  • 駆け出しは「Figma+公開ツール1つ」の2刀流から始めるのが現実的

  • Figma Sites Betaの登場で勢力図が変動中、半年に1度の見直しが必要


Framer・Figma・Studioの3ツール比較

Framer・Figma・Studioの3ツールは「どれが優れているか」ではなく「何をどう作るか」で選ぶのが2026年の正解です。 Figmaはデザイン制作、Framerは動きで魅せるWebサイト公開、Studioは日本の制作案件向けのWebサイト公開と、役割が明確に分かれています。

駆け出しデザイナー向けに3ツールの基本ポジション・料金プラン・機能比較・案件別の使い分けまで、今日から判断軸として使える形で体系化しました。Figma本(2026年2月改訂版)著者・Studio講座運営者・Framer入門記事執筆者として、3ツールを実務で並行運用してきた経験ベースで書いています。

参考動画:今話題のFramerを触ってみよう!はじめの一歩、使い方解説!【前編】(NOT DESIGN SCHOOL公式ウェビナー・おかゆさん登壇)/ 【後編】(ゆうごさん登壇・実演形式)

Framerの全体像や料金プランをまだ把握していない方は、先にFramerとは?特徴・料金・始め方|デザイナーが今すぐ触れる入門ガイドを読んでから本記事に戻ると、実装フローの理解が深まります。


Framer・Figma・Studioの基本ポジション|まず役割を整理する

Framer・Figma・Studioは「同じカテゴリのツール」ではありません。 それぞれデザインワークフローの異なるフェーズを担当するツールで、まずは役割を整理することから始めましょう。

ツール

カテゴリ

主な役割

提供元

Figma

デザイン制作ツール

UIデザイン・プロトタイプ・デザインシステム構築

Figma, Inc.(米国)

Framer

ノーコードWebサイトビルダー

デザイン→公開を一気通貫、動き重視のWeb公開

Framer B.V.(オランダ・公式

Studio

ノーコードWebサイトビルダー

日本産・日本語対応に強いWeb公開

株式会社Studio(日本・公式

Figmaは「設計図」を作るツール

Figmaは2026年時点で世界的に利用されているUIデザインツールで、デザインカンプ・プロトタイプ・デザインシステム構築までを担当します。Web公開機能は補助的で、メイン用途は「実装に渡すための設計図(デザイン)づくり」です。

2025年5月のConfig 2025でFigma SitesがBetaとして登場し、Figmaから直接Web公開も試せるようになりました。ただし2026年5月時点でも公式にはBeta表記で、料金や仕様が変わる可能性があります。SEO・パフォーマンス・CMS機能も広がりつつありますが、実案件の公開基盤としてはFramerやStudioと慎重に比較したい段階です(Figma Sites公式紹介)。

FramerとStudioは「公開」を担当するツール

Framerは「Figma感覚でWebサイトを設計してそのまま公開できる」ツールで、特に動きあるサイト・LP・ポートフォリオで強みを発揮します。

Studioは日本産のノーコードビルダーで、日本語UI・日本語フォント・CMS運用・クライアントへの引き継ぎやすさなど、日本案件に向いた要素がそろっています。Framerが英語圏発のグローバル志向であるのに対し、Studioは日本の制作市場に根ざした設計です。

もち自身、3ツールとも使ったことがありますが、「どれか1つで済ませよう」と考えるよりも「案件の条件ごとに使い分けよう」という考え方のほうが良いと感じています。


料金比較|3ツールの2026年5月最新プラン早見表

3ツールの料金は「個人デザイナーが使えるプランか」「クライアント案件に耐えるプランか」で見ると判断しやすくなります。 ここでは2026年5月時点の年払い料金(月額換算)で比較します。

個人デザイナー向け(最安プラン比較)

ツール

無料プラン

個人有料プラン(年払・月額換算)

Figma

あり(Starter・無制限)

Professional 約¥2,400/エディタ/月(公式

Framer

あり(Framerドメイン・Made in Framer表示)

Basic $10/月(公式

Studio

あり(2,000 Visitor/月・3CMSアクティブモデル)

Mini ¥590/月、Personal ¥1,190/月(公式

最安は Studio Mini(¥590/月)、次に Framer Basic($10/月)、Figmaは Professional のFull seatから有料(¥2,400/月・年払い)です。ただしFigmaはデザイン制作用途のため、FramerやStudioと用途が異なる点に注意してください。

クライアント案件向け(中位プラン比較)

ツール

クライアント案件向け推奨プラン

月額(年払)

主な制限

Framer Pro

クライアント案件・成長中のプロサイト

$30/月

追加エディター $20/人/月、A/BテストはConvertアドオン

Studio Business

月間40万Visitorまでのサイト

¥3,980/月

CMSアクティブモデル 10、ページ数300

Figma Organization

大規模チーム・デザインシステム運用

$55/月、または¥8,300/月(Full seat)

年払のみ

重要ポイント:Framerは「サイトプラン+エディター課金」の二階建て、Studioは「サイト単位」の課金が中心、Figmaは「人・シート単位」の課金です。サイト公開の費用はFramer・Studio、デザイン制作チームの費用はFigma、というように分けて見積もると判断しやすくなります。

隠れコスト・割引情報

  • Framerは2025年後半に料金体系が整理され、現在は Basic / Pro / Scale が中心です(Framer公式

  • Studioは年払いで月払いより20%以上お得になります(Studio公式

  • Framerは追加エディターが $20/人/月、コンテンツエディターが $10/人/月 の追加費用になります

  • Figmaは2025年3月以降、Full / Dev / Collab / View のシート体系に移行し、Professional Full seatは $16/月、または日本円で ¥2,400/月(年払い)です


機能比較表|デザイン/実装/CMS/アニメーション

機能比較で重要なのは「どこに強みがあるか」を把握することで、すべての機能を持つツールはありません。 9項目で3ツールの得意・不得意を整理します。

機能項目

Figma

Framer

Studio

UIデザイン制作

◎ 業界標準

○ Figma準拠UI

△ 限定的

デザインシステム構築

◎ Variables/Components

○ Componentsあり

△ 限定的

Web公開(ホスティング)

△ Figma Sites Beta

◎ SSR・CDN込み

◎ 公開基盤を継続強化中

日本語フォント

○ Webフォント等

△ Web Fonts中心

◎ TypeSquare・FONTPLUS等に対応

CMS機能

△ Figma Sites BetaにCMSあり

◎ CMS搭載

◎ 国産で扱いやすい

アニメーション

△ Smart Animate

◎ Motion・SSR対応

○ 基本的なもの

SEO最適化

△ Figma Sites Betaで対応中

◎ SSR・meta設定に強い

○ 新公開基盤で強化中

AI機能

◎ Figma Make・First Draft

○ AI-powered design tools

△ AI連携限定的

日本語UI・サポート

○ 日本語UIあり

× 英語のみ

◎ 完全日本語

Figmaが特に強いのは「設計と運用」

FigmaはUIデザイン制作・デザインシステム運用で他2ツールを大きく引き離します。Figma Sites BetaによってWeb公開やCMSも扱えるようになってきましたが、2026年5月時点ではまだBetaです。Figma Design本体は「設計」、Figma Sitesは「公開も試せる拡張領域」と分けて捉えると誤解が少なくなります。

Framerの強みは「動き」と「グローバルSEO」

FramerはMotionでスクロール連動・ホバー・ページ遷移などの動きを実装でき、その動きがそのまま本番サイトに反映されます。Figmaのプロトタイプは「プレビュー用」なのに対し、Framerは「本番用」という違いがあります。

SEOもSSR(Server Side Rendering)対応・meta設定・analytics連携に強く、グローバル向けのマーケサイトで使いやすい設計です。なお、A/Bテストやファネルなどの高度な改善機能はConvertアドオンとして提供されています。

Studioの強みは「日本産の安心感」

StudioはUIが完全日本語で、TypeSquare(モリサワ)・FONTPLUS・Google Fonts・システムフォントなどを利用できます。CMSも日本語の管理画面で扱えるため、クライアントが自分で更新する案件に向いています。日本のクライアント案件で「Studio指定」が来るのも、この安心感と国内エコシステムが理由です。


デザイン制作フェーズの使い分け|どこまでをどのツールで作るか

デザイン制作フェーズでは、原則Figma一択です。 FramerとStudioにもデザイン機能はありますが、設計の深さ・共有性・運用性でFigmaに敵いません。

Figmaで作るべきもの

制作物

理由

UIデザイン全般(モバイル・Web・SaaS)

デザインシステム運用・コンポーネント管理が強い

デザインカンプ・ワイヤーフレーム

プロトタイピング・コメント機能でレビューが速い

デザイントークン管理

Variables(変数)で色・タイポ・スペースを一元管理

クライアント・チームへの共有

リアルタイム共同編集・コメント・バージョン履歴

FramerとStudioで作るべきもの

制作物

おすすめツール

理由

LP・キャンペーンサイト

Framer

動き・SEO・公開速度

国内コーポレートサイト

Studio

日本語・国内CMS・運用しやすさ

ポートフォリオサイト

Framer or Studio

用途による

大規模Webサービス

(別途実装)

3ツールどれも適さない

「Figmaカンプ → Framer or Studio実装」が王道フロー

もち自身、実務では「Figmaでデザインを固める → FramerかStudioで実装・公開」のフローが安定すると感じています。Figmaで設計を済ませてから公開ツールに入ると、迷いがなくスピードも出ます。

FramerはFigmaファイルをそのままインポートできる機能があり(Framer公式)、StudioにもFigmaプラグイン経由でデザインを取り込む方法があります。


Web公開フェーズの使い分け|FramerとStudioどちらを選ぶか

Web公開フェーズではFramerかStudioの2択になり、判断軸は「案件の性質」と「言語」です。 同じ「ノーコードWebサイトビルダー」というカテゴリでも、得意な案件が明確に分かれます。

Framerを選ぶべきケース

条件

理由

グローバル展開する案件

英語・多言語対応がしやすい

動きで魅せたいLP・ポートフォリオ

Motionで本格的なアニメーション

SEO・パフォーマンス重視

SSR・CDN・analytics標準装備

Reactコンポーネントを使いたい

カスタムコード対応・テンプレート2,000+

Figmaから直接インポートしたい

Figma→Framer連携機能あり

Studioを選ぶべきケース

条件

理由

国内クライアント案件

日本語UI・国内サポート・運用引き継ぎやすさ

日本語フォントを使いたい

TypeSquare・FONTPLUS・Google Fonts等に対応

制作会社・代理店の指定

日本の制作市場で導入実績多数

クライアントが自分で運用する

完全日本語UIで引き継ぎやすい

学習コストを最小化したい

日本語チュートリアル・コミュニティが豊富

学習コストの違い

Framerは操作画面が英語で、学習コストの差は最初の1〜2週間で顕著になります。Figmaを使えるデザイナーならUIの共通点が多いため早いですが、Figma未経験者にはStudioから入る方が短期間で形になりますStudioとどっち? - Choco note)。


限界と注意点|3ツール比較で気をつけたいこと

3ツール比較を実務に活かすうえで、注意点が3つあります。

注意点1:機能・料金は変動が激しい

3ツールとも2025年以降、料金改定・新機能リリースが高い頻度で発生しています。直近だけでも以下のような変動がありました。

  • 2025年3月:Figma料金プラン改定(Full/Dev/Collab/Viewシート体系へ移行)

  • 2025年5月:Figma Sites BetaがConfig 2025で登場

  • 2025年後半:Framer料金プランがBasic / Pro / Scale中心に整理

  • 2026年3月:FigmaのAIクレジット上限が本格適用

  • 2026年:Studioの新しい公開基盤(MPA + SSR + cache)がBetaで段階提供

このため、半年に1度は3ツールの最新状況を見直すことをおすすめします。本記事も2026年5月時点の情報で、今後変動する可能性があります。

注意点2:どのツールも「学習コストはゼロではない」

「Figmaが使えるからFramerもすぐ使える」は半分本当・半分嘘です。UIの共通点は多いですが、Framerにはコンポーネント・変数・Motion・CMS・公開設定など独自概念があり、実案件レベルで使えるまでには1ヶ月以上の習熟が必要だと、もち自身は感じています。

Studioも同様で、「ノーコードだからすぐ作れる」というイメージで入ると、実案件で詰まることが多いです。各ツールの実践チュートリアル(FramerでLPを作る7ステップ等)で手を動かしてから案件に入るのが安全です。

注意点3:クライアントの「指定ツール」がある場合は選択肢にならない

制作会社経由の案件・大手クライアント案件では、「Studio指定」「WordPress指定」など使用ツールが指定されるケースがあります。この場合、本記事の比較は判断材料になりません。

そのため、3ツール比較は「自分で選べる案件」での話として理解してください。クライアント指定がある場合は、その指定ツールに従うのが原則です。


FAQ|よくある質問

Q1. 駆け出しデザイナーは3ツールどれから始めるべき?

A. Figma→Studioの順がおすすめです。Figmaでデザイン制作の基礎を身につけ、Studioで「デザインをWeb公開する体験」を最短で得るのが、挫折しにくい順番だと感じています。Framerは英語UI・動きの概念が増えるため、3つめに触る方が学習負担が軽くなります。

Q2. Framerが使えればStudioは不要?

A. 不要ではないと考えています。日本国内のクライアント案件では「Studio指定」が来ることがあり、選択肢として持っておく価値があります。また、クライアントが自分で運用したい場合は、日本語UIのStudioが大きく引き継ぎやすくなります。

Q3. Figmaだけで3ツール全部の役割を担えないか?

A. 2026年5月時点ではまだ難しいです。Figma Sites BetaによってFigmaから直接Web公開やCMS利用も試せるようになりましたが、Betaである以上、料金・仕様・本番運用面は慎重に見る必要があります。SEO・パフォーマンス・CMS運用も、現時点ではFramerやStudioと比較しながら選ぶ段階です。

ただしFigmaのアップデート速度を考えると、2027年以降にFigma単独で3ツールの役割をカバーする可能性は十分にあります。半年ごとに状況を見直すのが安全です。

Q4. 料金が一番安いのはどれ?

A. 個人用途ではStudio Mini(¥590/月)が最安です。次にFramer Basic($10/月)、Figma Professional Full seat(¥2,400/月・年払い)の順になります。ただし用途が違うため単純比較はできず、「公開ツール同士で比べるとStudioが安い」という理解が正確です。

Q5. 3ツール全部学ぶ時間がない、優先順位は?

A. 目指す方向で変わります

  • UIデザイナーを目指す:Figma最優先

  • 国内Web制作で稼ぎたい:Figma+Studio

  • グローバル・LP制作で稼ぎたい:Figma+Framer

NOT DESIGN SCHOOLでは、駆け出しの方にはFigma→Studio→Framerの順で学ぶことを推奨しています。

Q6. StudioとFramer、結局どちらが将来性があるか?

A. どちらも将来性はあると、もちは見ています。FramerはFigma Sites BetaやWebflowと比較されるグローバルなWeb制作ツールで、AI機能やConvert周辺の進化も速いです。Studioは日本市場での導入実績と運用基盤が強く、国内エコシステムでは当面強さを維持すると思います。

「グローバル=Framer、日本=Studio」という構図が、当面続くと予測しています。


まとめ|3ツールは「役割」で使い分ければ迷わない

Framer・Figma・Studioの3ツールは「どれが優れているか」ではなく「何をどう作るか」で選ぶのが2026年の正解です。Figmaは設計、Framerは動きとグローバル公開、Studioは日本案件の公開、と役割が分かれているため、案件特性で使い分けるのが現実的です。

駆け出しデザイナーは 「Figma+公開ツール1つ」の2刀流 から始めて、案件の幅が広がってきたら3ツール目を追加するのが、もち自身の経験ベースのおすすめです。

3ツールとも進化が速いため、半年ごとに最新状況を確認する運用を取り入れると、判断軸を最新に保てます。本記事も2026年5月時点の情報のため、今後変動する可能性があることを前提に参考にしてください。

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